丸の内中学、松本深志高校を経て、京都大学農学部林産工学科で木材について学び、バイオリンやギターの改質に関する研究により、農学博士を取得しました。その後、木材の基本構成成分で高強度のナノ繊維:セルロースナノファイバーを用いた材料開発を行い、その性能について企業と共同でクルマを作り、実証しました。




京都大学バイオナノマテリアル共同研究拠点:
https://www.rish.kyoto-u.ac.jp/bionanomat/

Q1. どのような学生生活を送られていましたか

高校時代はおおらかな校風に恵まれて、勉強は二の次で、クラス対抗戦(卓球)に情熱を注いでいました。

Q2. ご自身の研究の面白さを一言でいうと!

いろいろな分野の研究者と知恵を出し合い、一緒になって、世の中に無い材料や自動車などを作り上げること。

Q3. 講演でこれを伝えたい イチオシ

身近な森から、未来の材料やクルマを作れること。

Q4. 進路に迷う中学生・高校生の皆様へ

慌てることはありません。その都度、すこしでも良いと思う方向、興味が持てる方向を選んで行けば、その積み重ねで、いつの間にか、納得の行く場所にたどり着きます。

Q5. 先生と長野県とのゆかりなどいろいろ(ご出身や旅行での思い出、好物・関心事など)

飯田で生まれ、須坂小学校、穂高南小学校、丸の内中学、松本深志高校で学びました。根っからの信州人で、いつでも、どこでも信濃の国を歌えます。

中学、高校時代は野鳥を追っていました。
中学、高校時代は野鳥を追っていました。 ボルネオ島でのサゴヤシ調査:大学時代ボルネオ島でのサゴヤシ調査:大学時代 若い頃は、楽器の研究をしていました。若い頃は、楽器の研究をしていました。 NCV: ナノセルロースヴィークルNCV: ナノセルロースヴィークル