Q1. どのような学生生活を送られていましたか
オーケストラ部と新体操部を掛け持ちして忙しくしていました。物理や化学の先生の部屋で授業以外の話を聞くのも楽しかったです。当時の物理の先生にスティーブン・ワインバーグの「宇宙創生 はじめの3分間」という本を借りた記憶があります。
Q2. ご自身の研究の面白さを一言でいうと!
物理学の研究・勉強していく面白さは「世界の解像度があがる事」だと思っています。それを世界で初めて自分自身で見つけられたら、さらに面白い。
Q3. 講演でこれを伝えたい イチオシ
素粒子の世界は「量子力学」という日常生活とはちょっと馴染まないルールに従っています。(でも、それが現実の世界なのです。) その不思議さを感じてもらえると嬉しいです。
Q4. 進路に迷う中学生・高校生の皆様へ
何事もやってみないとその分野の本当の面白さや自分に向いているかどうかは分からないので、何でも良いから始めてみるのが良いと思います。違うな、と感じたらいつでも進路変更すれば良いです。案外、少し回り道をした方が、その後良い結果を生んだりもします。
Q5. 先生と長野県とのゆかりなどいろいろ(ご出身や旅行での思い出、好物・関心事など)
4年くらい前に信州大学で物理学会が開催されたので、その時に初めて来て今回が2回目です。美味しいお蕎麦を食べたいです。